満月のお産🌕

なんと、5月6日の満月の夜、日はまたいで7日の早朝になりましたが、お産がありました。

今回のママさんは、なんと5人目!!

前回のお産が37週台だったこともあり、今回もはないのかな〜なんて話しながらお産を待っていたんですが、

「全然生まれる気配がありませ〜ん」と言いながら、GWを過ごしていました。


1、自然のリズムの中で暮らしている人は、身体のリズムも自然

助産院でお産を希望される方には、いくつかの傾向があるのですが、

1、自然な生活をしていて、自然なお産をしたい

2、生活は普通だけど、病院でのお産は嫌だから助産院で

3、1と2の中間のような妊婦さん


やっぱり、自然な生活をしている方(ナチャラルな生活)の方が、身体が自然のリズムの中で流れているな〜って感じるんです。

例えば、

生理が新月とか満月のタイミングで毎回来る方とかが、そうだと思うんですが、

そんな方は、お産も満月とか新月の日に生まれることが多い気がするんです。

なので、

病院に勤務していた時も満月のお産て多かったですが、

助産院でのお産なんて月に多くても4件くらいなのに、満月にお産になることが多いのは

やっぱり1の自然な生活をしている妊婦さんが多いからなのかな〜って思うんです。


2、出産はどうして夜が多いのか??

出産の統計を見ると、実は日中と夜間の出産の件数にさほど違いはないんです。

だけど、私たち助産師はやはり夜間とか早朝のお産が多いな〜って感じるのです。

それってなんでだと思いますか??

実は、

帝王切開とか、誘発分娩とか、無痛分娩は日中が多いのです。

要するに、医療的介入があるお産です。

そんなお産は日中に分娩になることが多いので、全体的には日中と夜間の分娩の件数が同じくらいなのだと思います。

そう考えると、自然な分娩は圧倒的位夜間が多い。

コレって動物もそうなんです。

日中の明るい時に赤ちゃんを産んでしまうと、天敵動物に食べられてしまう可能性が大きいので、夜間の暗い時間に天敵に見つからないように出産するのです。

その習性が、人間にもあるのではないかな〜って思います。


3、自然の中で生活するのはなかなか難しい

自然の中で、自然の流れに沿った生活をすることがいいのか??

と言われると、それはどうなのかは私にはわかりません💦

どんな生活スタイルが好きなのか?の好みによるものなのかなって思うんです。

私自身も、

できれば、自然に沿った生活がしたいな〜とは思うんですが、

そうはいっても、やっぱり

おしゃれで、綺麗な家に住みたいな〜とか、

やっぱり清潔感がある感じがいいな〜とか、

思ったりもします。

食生活だって、なるべく無添加で有機野菜を使ったご飯がいいな〜って思うけど、

なかなか高くて変えなかったり、

自分で野菜を作るといっても農家になりたいわけじゃないし、野菜作るのはあまり興味ないし、

自然はいい!!と言っても、なかなかそんな生活はできないのが現実。

自分ができる範囲で、自然の中で生活するのがいいのかな〜って思うです。


4、出産は特別ではない?

出産は今まで、特別なものだと思っていました。

やっぱり出産て女性にとっては、特別なイベントになるし、

子どもを産んで母になることで、女性は人生が劇的に変わるし、

分娩に関しては、陣痛を乗り越えて、命懸けで出産するわけなので、

やっぱり特別!!

って思っていたんです。

それは、自分の出産の時もそうでした😅

でも、

自然の中で生活している方の分娩て、

ビックリするくらい日常的なお産だったんです。

私が、関わったお産は、みんな経産婦さんだったので、

それもあるかもしれないですが、

妊娠中も日常生活の中で自分お仕事をして、

お産になったら、自然に産んで、

そしてまた赤ちゃんとの生活に戻っていく。

なんだか、あまりに普通に過ぎていくので、違和感があるくらいです😅

もちろん、新生児との生活が始まれば、今まで通りとはいかないと思うのですが、

すごく特別なことのように扱うのではなく、

なんとなく、自然に家族が増えたことを受け入れているように感じるのです。


そんなお産をされる女性はほんの一部なんだと思うんですが、

そんなお産もあるんだな〜って

経験させていただけただけで感謝だな〜って思います。


お産に限ったことではなく、自然に沿った生活って、

難しいですが、たまにはどっぷり自然に浸かるのもいいな〜って思いました。





めばえ助産院

長野県松本市岡田松岡の自宅でオープンした地域密着型の助産院です

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