性教育を広めたい!!

初めから性教育に興味があったわけではないのですが、

高校生の性教育の授業を頼まれたのが、最初の性教育で、

私が学び始めたきっかけでもあります。

しかし、性教育を広めたい!と思うきっかけは別にありました。


1、出会った妊婦さんが私に性教育の必要性を教えてくれた

助産師として働いていると、

当たり前ですが、いろいろな妊婦さんに会うわけです。

10代の妊婦さんとか

不倫とか

未婚とか

お父さんがみんな違うとか

産科は世の中の縮図なんて言ったりするんですが、

ドラマのような世界もあったりするんです。

私が出会った妊婦さんは、高校3年生でレイプされて妊娠してしまった可愛らしい女の子でした。

彼女は、親にも言えず、本当に辛い思いをしながら過ごし、気がついた時には堕ろせない週数に。

誰の子かもわからない子を身籠り、そして出産。出産したら一度だけ抱っこして養母さんに貰われていきました。

もう、辛くて、悲しくて、忘れられない出来事です。

もし、この子が、中容量ピルを知っていたら

もし、この子が、お母さんに言う勇気があったら

何か違かったかもしれない。

そして、もっと女の子を大事にする男の子達を育てたい!!

そう思うようになったのです。


2、赤ちゃんを埋めてしまったなどの事件で捕まるのはお母さんだけ

よくニュースでありますよね。

高校生が、トイレで赤ちゃんを産んで公園に埋めた。などの悲しいニュース。

皆さんはどんなふうに思うのでしょうか?

ひどい事をする母親だって思う方もいるかもしれません。

人それぞれではあると思うのですが、

私は、

「妊娠わかって、でも誰にも言えなくって、彼氏に言ったら逃げられて、お腹はどんどん大きくなるし、怖くて怖くて、でも誰にも言えなくて、生まれた赤ちゃん見てまた怖くて、そして、、、」

この女の子は、いろいろなことを後悔して、そして逮捕されて。

本当にいたたまれない気持ちになります。

それと同時に、

「男はどうしたんだよ」

「やり逃げかよ」

「男は責任取ると言って平気で逃げる。逃げれるからいいよね💢女の子は、お腹に自分の子がいて、逃げたくたって逃げれないんだよ」

「たとえ堕すって決めたって、自分の身体と心を傷つけるんだよ💢」


と怒りの気持ちが出てきてしまいます。


3、性教育で自分も相手も大切にできる子どもに育てたい!

私自身も、性について正しいことを学んできたのか?と言ったらNoです。

性行為なんて、友達から聞いたし、正しい知識なんて全くなし。

小学生の時に生理のことは学んだけど、

生理がきたら、妊娠できる身体になることすら知りませんでした。

命についてなんて全く学んでこなかったんです。

性教育は命の教育

自分の命も尊いものであると同時に、お友達の命も尊いものであることを学ぶ教育です。

その尊い命がどのようにできるのか?

それを知ることのどこが イヤらしいことなんでしょうか?

このイヤらしいと言う感覚は、日本人には結構強くって、

性について語ることがいけないことのように感じてしまいます。

尊い命についての話は、やっぱり尊い✨✨

小さい頃から、命についてたくさん家族で話して、

自分も兄弟もお友達も 

みんなみんな尊い命であることいつも考えられるような子どもになってほしい🙏


そう考えると!!


性教育頑張る価値があります!!

リアル・オンラインでの「いのちの教育」もっと頑張ろう!!




めばえ助産院

長野県松本市岡田松岡の自宅でオープンした地域密着型の助産院です

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